林業従事者のみなさんにも知ってほしいこと

もうひとつ、このクラウドファンディングを始めたことで知ってほしいことがあります。
それは、「林業に従事するみなさん、あなた方のことを誇らしくカッコいいと思い、応援している人がこんなにたくさんいる」ということ。

2015年の夏、金沢の繁華街・竪町商店街で「キ☆コレ(キコリノシゴトコレクション)」というキコリノシゴトを街の人に見てもらうショーをやった時、街行く人に聞いたらほとんどの人が「キコリに会ったことがない」と答えました。キコリは街に上手に紛れているのか…笑
それだけ身近ではない、遠い存在。
翌2016年は金沢駅鼓門下で。地元の買い物客にも観光客にもキコリノシゴトを無理やり見せちゃえ!と勢いに任せてやったショーは大盛況で、観客の男の子が「将来キコリになる」と感想を寄せてくれた時には胸が熱くなりました。

このクラファンの目標金額は途方もなく高くて、実現させるのはとてもたいへん。それでも、それ以上に挑戦する意味、それは「たくさんの人が応援していること」を数字で伝えられるから。みなさんからいただいたメッセージと共に届けます!

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わたしたちが林業女子会を始めた理由の一つに「林業を知ってほしい」というのがあります。

農業や漁業は食べることに直結しているから、消費者も関心を持ってくれる。
この震災にあたっても、野菜や米の生産者、漁師さんはメディアで取り上げられているのを目にして「頑張って!」と言ってもらえるけど、林業はない。
そもそも、道路啓開や復旧作業は自衛隊や消防、建設会社や土木業者の人がやってると思われている。

「それ、違います!」

確かに震災直後はそうだったかもしれませんが、今はそういった方々の手に負えなかった場所に、プロの林業従事者が入って、普段よりもさらに危険な現場で、危険な作業に当たってくれています。
その人たちにも「頑張って!!」と言う人がいてもいいじゃないですか❤️


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クラウドファンディングを公開した後、早い時点で「0の数間違ってない?」と連絡がありました。


間違っていません!

能登と呼ばれる中能登・奥能登エリアには震災以前、林業従事者が約200名おりました。(石川県調べ)森林組合や事業体に所属する人だけでなく、協力事業体として従事する人、一人親方などさまざまな人が林業に関わっています。

一方でご存じの方も多いでしょうが、林業の安全装備、道具類は高価なものが多く、普段でも事業主や働く人の経済的な負担になっています。
今回、支援したいと考えている合羽、防振手袋、チャップス、ソーチェーン、チェーンソー等を仮にこの200名のみなさんにお渡しするには、8000万円という資金が必要と試算されました。しかもこれは現場仕事の人だけで、わたしのようなプランナーの分は含まれていない…

そんなん無理やーん!泣

でも、安全装備がないからといってゲガして欲しくない。道具がないからといって林業を諦めてほしくない。所属する事業体の経営状態によって差がつくことのないように。できるだけ林業を続けたいと思ってくれる全ての人に直接支援が届くように。。。

優先順位をつけなければならず、十分ではないかもしれないし、別の方法の方が喜ばれるかもしれない。それでも、わたしたちの「応援してる」「林業頑張って」を伝えるために安全装備や道具類を届けたい。
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わたしたちは設立から11年、「自分たちが林業をする」というより「林業を応援する」女性のグループとして活動してきました。

それは”木が好きで森が好き”だから、それを守り育て、街へ届けてくれる林業という仕事を正しく理解し、敬意を込めて感謝する人を増やしたいという思いからでした。
そして将来、石川で林業に就きたいと思う子供たちを、応援してあげられる環境を作りたいと思ってきました。

今回の震災で、生命の無事が確認できた後、真っ先に考えたのは、石川の能登の林業が続けていけるのか…ということでした。続けていけなかったらどうなるか…。
同時に耳にしたのは、自らも被災者なのに、避難所や倒壊を免れた自宅から不十分な装備や道具で現場に向かうキコリさんたちのことでした。

「今こそ、私たちが応援していると伝えたい!」

FBページには1000人を超えるフォロワーさんがいて、もりラバーの活動を見守ってくれています。きっときっとそのフォロワーさんの先にも「被災地の最前線で頑張っている林業従事者がいる」ということを伝えてくださることを期待して。

どうぞご支援と拡散にご協力くださいm(_ _)m

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